ビジネスとは、フラワーオブライフを描くこと

Virvoreanu LaurentiuによるPixabayからの画像

ビジネスとは、フラワーオブライフを描くこと

ビジネスにしないんですか?

今日は移動の電車の中から。JR四国さん、Wi-Fiを使えるようにしてくれてありがとう!! 

それはさておき、島暮らしでみかんを作ると伝えると、十中八九「みかんをネット販売しないの?」「ビジネスを立ち上げないの?」と聞かれます。これが私、分かるようで分からないんですよね。だから自分なりに言葉にしてみました。

言葉の意味ってググればすぐに出てきます。だけど意味が分かっても自分にとってのそれはどういうこと? まで掘り下げることって、とっても大切だと思うんです。もちろん言語化にも限界はあります。だけど、言語化しようと試みることは、その言葉の意味を掘り下げ、自分の中で例え言葉にしきれなくても考えることは、辞書に載ってる意味を覚えるよりもずっと血肉になります。

ビジネスにしないんですか?

先にも書いた通り、就農するにあたって十中八九「みかんをネット販売しないの?」「ビジネスを立ち上げないの?」と聞かれる。でも私はピンとこない。おそらくビジネスという単語がピンと来ていないからだ。

ビジネスという単語の持ってる意味がどんどん変わってきているなあと思う。生きるためにはお金がいる。貨幣経済である以上、お金から逃げることはできない。それが個人的なお小遣い帳のレベルなのか家計簿のレベルなのか、それとも確定申告しなきゃいけない個人経営のレベルなのか、企業規模なのかは人それぞれだけど、とにかくお金はいるわけだ。

そういう意味で「お金の話」を大きく見て、どんなレベル感であっても「経済」として考える必要に迫られているのが、ここ数年の流れだろうなあと思う。っていうか、もっとざっくり言うと「関係ないと思ってる人たちもしっかり貨幣経済に組み込まれて仕事という名の生産と消費を繰り返しているのだから、今ここを改めて見直してみないか?」と言われてる感じ。

そんな中で、20年近く会社員をしてきた私は、自分が生産する側にいたことにあまり実感が持てていなくて、いざ島で暮らすぞ、主な収入源はみかんだぞ、という今になって「あわわわ」と思っている。

就職したら月に一度、お給料が支払われて暮らしていけることの意味や仕組みを、真剣に考えてこなかったから慌てているのだ。

だから「経済」について今一度考えてみた。

経済について改めて考える

経済:人間の生活に必要な物を生産・分配・消費する行為についての、一切の社会的関係。転じて、金銭のやりくり。

要するに、生きるためには、生産と分配と消費が欠かせないということだ。この生産と分配の間に貨幣が介在する。生産に見合った貨幣と交換すること=対価を得ることが、次の分配や生産へとつながり循環する。

その対価とは、必ずしも貨幣である必要はない。けれど、貨幣はとても便利だから、貨幣であってもいい。

私たちが就職して働いて毎月もらう給料、これは会社を通して社会に貢献した成果を貨幣でもらっているということになる。これを私は「我慢の代金」とか「時間を切り売りした代金」だと考えていたころはとても辛かった。でもそうじゃないんだ、労働という名の生産に対する対価だったんだ。そしてその対価でまた生産や消費を行って、生きるためのサイクル(循環)をしっかりと行っていたんだ。

信頼で繋がるフラワー・オブ・ライフ

もっと大きな視野で見ると、誰かに何かを提供することや、労働により生産することがビジネス(仕事)であって、それは暮らし(人生)の中に含まれるものだ。なんらかの価値を生み出し、提供し、対価を得て消費する。それが暮らすことであり、生きることだ。ならば、生み出すものはできるだけ自分が得意なことがいいし、楽しいことがいい。

ホリエモンの動画で「今の飲食は団体客や話題性のあったお店はガラガラで、常連さんがいるお店はそれなりに人が集まっている」と言っていた(※少し前の動画なので今は変わっているかもしれません)。

これは、信頼関係が飲食店を支えているという現実だと思う。だけどこの状態がどれぐらい続くか、そしてどうなってゆくのか、今の段階では想像もつかないから、常連さんをたくさん作ることが正解だ!! とは言い切れない。けれど信頼関係の軋みない循環、相手のことを思う優しさがある循環の輪こそが、この危機的状況でも経済を循環させる方法のひとつであることは確かだ。

循環とはめぐって元の場所に戻ること。終わることがない。フラワー・オブ・ライフ(全て黄金分割された究極の調和のバランスを持った図形)は、種子から始まり、樹木を経て、花を咲かせ、やがて果実を実らせて、再び種に戻る、という生命のサイクルを表している。これも終わることがない、継続可能な循環だ。

そして経済もまた、循環することに意味がある。

だからこそ、きちんと経済を理解して、生産の勉強をして、より良いものを提供できるようになりたい。気持ちよく生きるために、住み心地の良いサイクルを実現したい。

ビジネスが、今始まる

こう考えたうえで、私はみかんのビジネスをと想像したけれど、やっぱり私は今のところみかんでビジネスまでは考えられない。まず、みかんづくりの一年を体験し、現場のリアルを経験し尽くすことが先だと感じる。

だけどみかんは年に一度しか収穫できない。10年やってやっと10回の経験なのよね。だから一人前なんていつのことやら。みかんづくり45年の両親だって毎年が勉強だそうだから。

っていうか、全体的に「はい、マスターしました。あなたはプロです」なんてものはなくなってきてるよね。今年私はオートマ限定免許からマニュアル車に乗れるよう限定解除したけど、免許が取れたからって「マニュアル車のマスターです」になるわけじゃない。乗ってもいい資格をもらうだけなんだよ。それ以降、どれだけ練習するか、どれだけ触れるかで上手か下手かの違いが出てくる。ただそれだけのことなんだ。

そう思うと、何もかもをきっちりと「修了できてからやります」と言っていたら、人生があっという間に終わってしまう。

だから今この瞬間にも自分が生み出しているもの、受け取っているものを意識して、社会を、経済を見て、そして自分がどういう形で還元を起こせるのかを試してみたくなる。きっとこれが「ビジネス(仕事)の始まり」だ。

生きることは、常に何かを生み出している。そこで生産されたものを社会へ還元することで対価を得て、終わりのないフラワーオブライフを描き続けること、それはとても充実した人生と密接につながっていると思う。

CHECK!

心を成長させ、自立した女性へと導くライフレボリューションプログラム。

2020年のお申込み(オリエンテーション)は2020年3月末4月17日までです。

興味のある方はお早めに!

テキストのコピーはできません。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。