自分がベストでいられるために~牡牛座の新月~

Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像

自分がベストでいられるために

メッセージ

2020年4月23日 11:26に新月を迎えます。前回の満月と同じく、正午近くの新月なので、太陽と月は頂点(MC)の付近にあり、木星・土星・冥王星は6ハウスにあります。太陽と月のそばには天王星があり、木星・土星・冥王星とこの3天体がスクエア。7ハウス水瓶座の火星と11ハウス双子座の金星、9ハウス牡羊座の水星は小三角を描いています。

先日、母から「勉強になるわよ」と農業新聞を手渡されました。そこにあったコラムのタイトルが「明るくなくていいんだよ(著:和光大学名誉教授竹信 三恵子さん)」でした。

内容は、講演会や催しの企画の時点で「明るいテーマで」という声が相次いでいるそうです。その背景には、地震や台風といった自然災害、政治への不信感、そして新型ウイルスの蔓延などの困難が相次いでいる現状があるのだろうと分析されていました。この分析から、著者が投げかけた疑問を引用します。

人は大きな不幸に直面すると、目や耳をふさぐことで安全を保とうとします。
でも、それでしあわせになれるのでしょうか。

全国農業新聞 2020年3月20日
和光大学名誉教授 竹信 三恵子「しあわせへの一滴」より

著者は続けます。

不幸を見つめ、乗り越えるため自分が動員できるものは何かを地道に考えて行く。その過程こそしあわせへの道ではないでしょうか。

4/23の牡牛座の新月のチャートを読んで、私が感じたのもまさにこれだと思いました。

「明るい話を聞きたい」、その気持ちもすごく分かります。だけどポジティブな話ばかりを聞いて、ネガティブな面から目を背け、顔を上げよう、明るく行こう、前向きな発言さえしていれば大丈夫だという考えは、なかなか頷けない人も多いのではないかと思うんです

私自身まさにそのタイプです。どうも胡散臭いっつーかね、~するだけで願いが叶う系のスピに対して、そう思っているんですよ、私(うふふ)。

例えば過去の失恋なんてまさにそうで、頑張って「忘れよう」とか「気を取り直そう」と心がけてみたり、「何かに一生懸命取り組んでみよう」とがむしゃらにやってみたり、らしくないほどに明るく振る舞ってみたりしても、ふとした瞬間に下り坂を転げ落ちちゃうんですよね。だから結局、何カ月もかかって「いろいろ、仕方なかったよなあ」と思えてからが本当の復活でした

私のちゃちな(当時は一大事だったんだけど(笑))恋愛と、世界中に影響しているウイルスを一緒にするのもかなり暴力的だとは思うのだけど、個人レベルで受け取っている衝撃としては、あまり変わらないようにも感じています。

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人は自分の思い通りにならないときストレスを感じ、「うまくいかないな」と思うものです。

せっかく築いた大切な日常のペースが、たとえそれがベストでなかったとしても、外的な要因で崩されるのはとてもストレスだと思うんです。だけど、受け入れるしかないことって、人生にはままあるんですよね。

だからといって「自分のペース」を諦める必要なんてないんです。新しい日常のペースを築けばいい。それだけなんです。

でもその前に、一度「くそー、すっごく頑張って自分のペースを築いたのにー!」と怒って、落ち込んで、途方に暮れてもいいって話。途方に暮れようと暮れまいと明日は必ず来ます。だから「もーしょーがねーなー、仕切り直すか!」と気分が前向きに変わるのを待つのが大事だと思うんだよね、っていう話です。

そう、自分の感情を置いていかないってこと分かったふりをしたり、大人なふりをして、あるいは「もっと大変な人もいるはずなんだから、こんなことで弱音を吐いたり怒ったりしてはダメだ」と自分を押さえつけないこと

自分で自分が感じていることを知ること、客観的にとらえられるようになること、これはこれからの時代を生きるために、とても大切なことです

客観的に見るということは、物事を主観を交えず見るということです。それは、いい面と悪い面のどちらも認めるということ。

私が一人暮らししてたころ、「人生なんてなんにも思い通りにいきやしない」と思っていました。派遣社員なんて吹けば飛ぶような立場で、ボーナスもなくて、仕事辞めたら生きていけない、なんて窮屈なんだって。

でも、よくよく考えれば技術があったおかげでメシに困らず、健康であるおかげで仕事にも行けて、時々ご褒美旅行が行けるぐらいに普通の暮らしができていました。束縛する家族もおらず、夜更かしも早起きも好きにできて、かなり好き勝手、思い通りに生きていました。

過ぎてしまえば分かること、いい面と悪い面というのは、こういうことです。

過去に対しては、いや、過大な感情と切り離して見れるようになった過去に対しては(言い換えれば、しっかりと「思い出」になれば、あるいは「歴史」になれば)、比較的やりやすいことだと思います。

これを、今の状態に対してもするんです。そうすると、袋小路のような現状に道が見えるようになります。本当だよ。

明るさだけを求めても、必ず行き詰まります。そこにある現実、事実を見る勇気が必要です。そして、それが必要とされているのがまさに今

今、しきりにこれからの新しい生き方の必要性を訴えている人たちがいますね。私も必要だと思っています(ある意味では、島暮らしを始めたのは運命的だったなあとさえ思います)。

きっとね、多くの人がこれからの新しい生き方を知りたいんだと思います。でもね、これこそが自分にしか見つけられないものなんです。

多くの人に当てはまるように表現すると「自分らしく生きる」とか「好きなことを仕事にする」という表現になります。

「だから、それって私にとってはなんですか!?」っていう感じよね。分かる分かる。だけど、私(あなた)の人生は、私(あなた)が一番よく知っているんだよ。私が今まで経験してきたあらゆることを総動員して、自分がベストでいられる生き方を探したとき、初めて見つかるものなんだよ

例えば私なら「デスクワークやパソコン仕事は効率よくこなせます」っていうのが売りだったんですけど、力仕事や肉体労働がメインとなった今、それは全然使えないんです。

そういう「ケースを限定して発揮される能力」ではなくて、もっと広い意味で、いつも自分とともにある資質や才能を見ろ!ってことを、ここのところずっと問われている気がしています。

なんにもできない人はいない。いるわけがない。だって今まで生きてこられたんですから。それも一人きりで頑張って生きたのではなくて、時に誰かを支え、支えられながら生きてきたはずです。そんなあなただからこそ、できる生き方がある。

この新月、こういう視点で今までの自分と、今の自分を、振り返ってみてはいかがでしょう。

頑張って生き抜いて、新しい時代を一緒に見ようね。

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